ガラスに描けるペベオアウトライナーは全10色。 私がよく使用しているのは主にゴールド、シルバーで、焼成後に輝くラメ入りでお気に入りです。そのほかブラックも何かと便利です。この際全色揃えて、更にパワーアップ!最強オリジナル作品を手がけてみてはいかがですか?
■ カパーテープ巻き
《使用するもの》
欧米スタイルは、”鉛線”という文字通り鉛からできている柔軟性のある金属の枠で
ガラスを一つ一つ固定していく方法です。歴史は古く、たいてい教会のステンドグラスなどは
いまでも沿線でつくられています。これらの仕上がりは、絵付けという技法と相まって、なんとも
言えない重厚さが職人の技術の高さを見せつけてくれます。
それに対してティファニースタイルとは、カパーテープ(銅製の細いセロテープのようなもの)を
すべてのカットしたガラスに巻いて、その部分をハンダ付けする方法です。
ティファニーさんという人がこの方法を生み出しました。
はい。あのティファニーランプのティファニーさんです。
沿線に比べて手軽につくることができ、我々が趣味としてステンドグラスに手を出しやすいのは、
このカパーテープのおかげだと思います。
ティファニーランプが証明するように、どんな小さなガラスピースでも作品のイメージを壊すことなく
組み立てられるので、趣味の領域におさまらず、作家たちの制作欲は常に前進しているようです。
ここではティファニーさんのように、カパーテープを使って組み立てていきます。
ハンダはをガラスに直接のせることはできませんが、銅製のカパーテープにはのっていきます。
ですからカットしたガラスの一枚一枚に、このカパーテープを巻いていかなければならないです。
その方法を今から説明します。
ガラスの1つ1つに丁寧に巻きましょう。
カパーテープには基本的に3種類あります。
裏面の色が銅色(レギュラー)のもの。
黒色(ブラック)のもの。
銀色(シルバー)のもの。
各色とも、ミリ単位で幅の違うサイズが揃っています。板ガラスには厚いガラス、薄いガラスなどの
個性がありますから、その時々に合わせてカパーテープも選びます。
今回初挑戦の方は、扱いやすいように7/32のレギュラーを用意しているとおもいますが、
経験者の方は、それより一段階細い3/16のレギュラーを使用してみてください。
ハンダのラインが細くきれいに出ます。小さな作品なので強度の面でも心配はないでしょう。
1.カットしたガラスの周囲にカパーテープを巻きます。
カパーテープの幅はガラスの厚みより太くなければいけません。
ガラスの表、裏に同じ幅のカパーテープがとび出すように、カパーテープの真ん中に
ガラスの側面をくっつけます。
たるみができないように、若干引っぱり気味に巻くと良いです。
でも引きすぎてテープが切れないようにしてくださいね!
←左手の中指のところから巻き始めています。
右手の中指はテープをガラスに押さえつけて
います。
※ここが大事!
カパーテープの裏面の紙をはがすと粘着部分になっています。
ガラスにテープを巻くときは、紙を少しずつはがして巻くとよいでしょう。
上の写真では見えていませんが、右手の親指と人差し指で紙をはがしています。
数センチしかはがしていません。
一気に紙をはがしてしまうと、テープ同士が絡まって使えなくなるからです。
その上、手でべたべた触っていると粘着が悪くなります。
カパーテープの紙はちょっとずつはがしていきましょう。
2.カパーテープが一周したら、始めの部分と5ミリほど重ねたところで切ります。
丁寧にはさみで切っても良いし、爪の先でも簡単に切り落とせます。
←5ミリ重なった右上の角のところでテープを
切りました。
重なり部分がきれいに合わさるようにしましょう。
↓重なり部分がズレた悪い例です。

重なり目がズレて段差ができているのがわかりますか?
3.ガラスから飛び出しているカパーテープを指で倒してガラスに密着させます。
やさしく折りたたむようにガラス側に倒していきます。
←折りたたんだら竹串の先端でしごいて、更に密着させます。
しごきすぎてテープが破れないようにして下さい。
4.全部のガラスに同じようにカパーテープを巻き、竹串でしごいていきます。
←このようにできたらテープ巻きの終了です。