■ 型紙づくり

   使用するもの・・・1. 厚手のトレーシングペーパー
             2.直線定規
             3.直角定規 または三角定規
               (定規類に限り100円ショップものはやめましょう)
             4.カッターナイフ
             5.パターンばさみ
             6.シャープペンシル、消しゴム 
    


   作品のイメージはつかめていますね。
   この作品が、始めての方にも作業しやすいデザインだということは、この型紙をつくれば
   納得していただけることでしょう。
   20cm四方で製図していきますが、もし更に豪華さを求めるならば1.5倍、2倍、、、と
   調節してください。

   型紙づくりとは、洋裁の経験があるかたならば、布を裁断するときに使うあの型紙をイメージ
   すると理解しやすいとおもいます。
   ただし洋裁とは大きな違いが、、、
   はい。
相手はガラスだということです
   布のように折り畳むこともできないし、はさみで自由自在にチョキチョキ切ることができません。
   これが最大の違いです。
   そしてもうひとつ。
   
型紙は2枚必要だということです。

   一枚は、まさに洋裁で布を切る時と同じで、型紙の一枚一枚をガラスにはり合わせ、型どおりに
   ガラスをカットしていくためのものです。(カット用)

   もう一枚は、カットしたガラスをハンダ付けするときに使うものです。
   カットしたガラスをハンダ付けするためには、ガラスがデザインの順番通りに並べられていなければ
   いけません。ピース数(カットする数)が多ければ多いほど大変な作業になります。
   まるでパズルの1000ピースに挑戦しているかのようです。
   このもう一枚の型紙はその元絵となるものです。(組み立て用)
   
元絵ですから、こちらはばらばらに切ってはいけませんよ!
   くれぐれも注意してください。      
 

  ←今からこのように
                                         2種類の型紙をおこします。

   ▼ガラスを並べるときにパズルのように迷う手間を省くために、全ての
     パーツには番号をふっておきます。                                                                                                        

   ▼型紙を起こすときは、必ず直角定規を使って正確に角度をとります。
     特にこのデザインは90度が命なので、直線定規と直角定規のふたつを上手に使いながら
     製図をしていきます。 

 ←基本は逆さT字。

     


                                                   

1. トレーシングペーパーに基本の逆さT字を20cmより長めに書きます。
    トレーシングペーパーの大きさは完成した型紙の周囲に余白が最低2cm以上残る程度
    
大きめにしてください。

     逆さT字の下の横線がゴ〜ジャスミラーの底辺になります。
     縦の線が
中心線になります。

2. 中心線から左右10cmのところに印をつけ、”ゴ〜ジャスミラー”の両脇になる線を
   引きます。

3. 底辺から高さ20cmのところに印をつけ、”ゴ〜ジャスミラー”の上辺になる線を
   引きます。

  

    ↓このようにできましたか?

 ←これで外側の輪郭ができました。
                                           

      ここでは見やすいようにマジックペンで書いていますが、普段は0.3ミリか0.5ミリの
       シャープペンを使っています。
       あなたも神経質なほど細いラインで繊細に線を書き加えたほうが正確です。

4. 輪郭のなかに下図のようにラインを書き加えていきます。        

   4-1

   ←中心線が十字になるように底辺から高さ10cmをはかり、横の
                            中心線も引く。

   4-2 

   ←3.で書いた正方形の中に、14cmの正方形をつくる。
                           正確に中心から7cmを測って書く。
                           小さい四角と大きい四角の間に3cmの幅ができました。 

   4-3

   ←3cmの幅の半分、1.5cmになるように線を引きます。                                                 

   4-4

   ←4-3と縦横の中心線の交差点をいじります。
                           縦横の中心線から4-3のライン上1.5cmの所に印を付け
                           写真のように結び四角をつくる。(4箇所)

    これで一枚目の完成です。
    ゴ〜ジャス☆ミラ〜のデザインとは違うラインも書き込んであるので、混乱しないようにしましょう。 

5.1〜4の手順で二枚目の型紙を作ります。

    一枚目の型紙を写せばいいのでは・・と思われる方も多いでしょう。でもはっきり言って写さない方が良いです。
    製図は特に正確さが重要です。写すよりはじめから作成したほうが正確にできるというわけです。
    手抜きせずに1からはじめましょう。

6.二枚目の型紙ができたらその二枚を重ねて透かしてみましょう。

    それぞれ製図した二枚の型紙の線がきれいに重なっていますか?
    製図が正しくできていれば二枚の型紙が一本の線に重なりあっているはずです。
    確認してみましょう。

      トレーシングペーパーはこんな使い方ができるので便利ですね。

7.二枚の型紙ができたら一枚目の型紙に1から順に番号をふります。

    番号を付ける順番は全く関係ありません。上から付けても下から付けてもあなたの自由です。
     ここでの注意点は、
全てのピースに番号が付いているかどうかです
     記入漏れのないようによ〜くチェックしてください。
     ”ゴ〜ジャスミラ〜”の場合、全部で
25ピースですよ。
     1〜25番までありますか?

8.二枚目の型紙にも番号を付けます。

    こちらは自由に付けてはいけません。必ず一枚目と同じ順番で番号をふっていきます
    同じ所が同じ番号になっていますか?
    ここを違えると後のパズルが大変なことになりますので要注意ですよ!  

9.どちらか一枚の型紙だけ輪郭をカッターナイフで切り抜きます。(カット用)
  定規を当ててスカッと切り落としてください。

    もう一枚の組み立て用は、次の出番までそっとしておいてください。
    次の出番はペベオの時です。

10.9.で切り抜いた型紙の内側をパターンばさみでひとつひとつのピースに切り分けます。

      はじめてパターンばさみを使う方は扱いにくいとおもいますが、くじけずに頑張ってください!

    ※ ※ 試してみようパターンばさみ編 (右利きバージョン)※ ※ 
  
いらない紙に一本の直線を書いてください。その線のどちらか一方からパターンばさみで切ると、その線の右側が
  パターンばさみの幅の分だけ(1ミリ)余分に切り落とされていますね。
  線の真ん中まで切ったら、今度は線の反対側からパターンばさみをいれて切ってください。
  すると、あらら・・・一本の線なのに切り口があわずに段差ができてしまいませんか?

  パターンばさみの入れる向きで線の右側が切れたり、左側が切れたりするんです。(右利きならば、必ず線の右側が
  切れます。)
  こんな小さな段差ができてもガラスカットには意味がありません。むしろ、この小さな段差が紛らわしく邪魔になります。
  特にこのゴ〜ジャスミラ〜”は直線のみのデザインですから。

  一本の線の同じ側を切るためには、反対側から切るときトレーシングペーパーを裏返しにして線を透かしながら切ると
  最初と同じ方向が切り落とされます。
  
ここがポイントですよ。
  型紙を製図どおり真っすぐに切るためには、トレーシングペーパーをひっくり返して裏から見て切ったり、パターンばさみが
  動きにくくなったら線の途中でも構わないので、はさみをはずして、別の切りやすいから所からちょこちょこと切っていくと
  良いです。
  切りにくいのに無理をしてはさみをいれていくと、トレーシングペーパーが破れてしまいます。
       

 ←良い例と悪い例です。

  ○            ×        

11.最後に10.でばらばらにした型紙の切り口を見てください。
    ぼさぼさになってはいませんか?
    型紙の周りがパターンばさみの影響でぼさぼさになっていたら、ふつうの紙切りはさみで
型紙のサイズに支障のない
    程度に
ぼさぼさ部分をきれいに切り落とした方がいいでしょう。
    ガラスを切るときぼさぼさがあると邪魔になります。

     

     これで型紙づくりは終わりです。

     お疲れ様でした!

                        

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