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■ ザ・自由人

今年も行ってまいりました、テーブルウェアフェスティバル2007!

たまたま2月3日の初日に行ったら、あの黒柳徹子さんのトークショーがあったのです〜
ラッキー♪

トークショーはお昼から。お弁当を買い込み早めに客席に腰を落ち着けた。
舞台上にはあの「徹子の部屋」を再現するかのようなソファーセットが置いてある。
進行役は、なんと刺繍の貴公子 
田川啓二さん!
う〜ん これは益々見逃せない。
今か今かと本人が現れるのを待っていると、お客が一斉に喜声をあげた。
なんと舞台に現れた徹子さんは思いもよらないひらひら・ふわふわのピンクのドレスを身にまとっていたのだ!(写真上)
芸能界広しといえどもあのドレスが似合うのは松田聖子か黒柳徹子しかいない!と思ったのは私だけかしら・・・
徹子さんは、自分がソファーに腰掛けてしまうとお客様が見づらくなると言って、ショーの間中ずっとソファーセットの前に立ちっぱなしだった。せっかくの徹子の部屋もどきは利用されることはなかったが、芸能人のサービス精神を垣間見た。

トークショーのテーマは「おもてなし」
その内容を簡単にまとめると・・・お金がなくても、ご馳走がなくても、おもてなしをすることはできるそうだ。一番のご馳走は手の込んだお料理ではなくて人間である。もてなす方も、もてなされる方もである。
そこで互いを尊重し、会話を楽しむ、人脈をつくることが最高のご馳走だそうだ。
そして黒柳さん自身、どんな状況においても、どんなヘンテコなパーティでも、そのおもてなしを真摯に受け入れて楽しんでいるのだそうだ。

なるほど、若かりし頃ニューヨークで暮らした経験や、ユニセフの親善大使として発展途上国の現状を目の当たりにしている黒柳徹子さんならではのお言葉である。

こんなワールドワイドな話をトットちゃんは軽妙にしていくのだった。

この会場には黒柳さんのコーディネートしたテーブルウェアも展示してある。(写真上から2番目)
フランスのルイ15世の愛人 ポンパドール夫人が愛したピンクの食器。
テーマは「ポンパドールピンク」  
なかなか納得できるピンクがなくて、TBS「華麗なる一族」であの万俵家の大きな食卓を演出している大倉陶園さんにわざわざこのためにつくってもらったそうである。
とても豪華なのに下品にならないピンクの食器たちが軽快に並んでいる。ナイフやフォーク、キャンドルやナプキンまでもが、まるで黒柳さんのようにペチャクチャ会話を楽しんでいるかのようなコーディネイトだった。

そして上から3番目の写真。
黒柳さんが田川さんのコーナーのゲストとして再登場。
実はこのお二人、公私共に仲が良いらしい。
先ほどとは違う衣装で現れ、あっという間に空気を一変させる。(芸能人てスゴい。)
田川さん宅でパーティーをする時のおもてなし料理を披露してくれた。
NHKのアナウンサーと3人で生春巻きを作っていくのだが、そこでも徹子ワールド炸裂。おしゃべりはかなりハイテンション、誰かが話している時は机の上のものをちょこちょこいじりまわし、常に体のどこかは動かしている。大人はこうあるべきだ!なんて言ってもこの人には通用しないだろうな。
徹子さんの独走ぶりと、それをフォローをする田川さんのコンビが面白かった。
徹子さんは終始あっけらかんとした物言いと、予定外の行動を繰り返して私たち
を楽しませてくれた。

ほんとにこの人って枠に囚われない自由な人なんだ〜
小学生のとき、その奔放な性格のせいで学校を追い出されたと言うが、そのままあの歳までいられる人って滅多にいないだろう。
いろんなしがらみや世間体に首根っこつかまれて手足をジタバタさせている私とは大違い。唯一、ステンドグラスという手段で自己表現をするのが今の私にできる最大限。

黒柳徹子さんのような人が身近にいたら、正直疲れることもあるだろうが、大抵はポジティブで楽しい時間が過ごせるだろうなぁ。
あの自由人が、我が道を行くだけでなく、世界の不幸な子供たちのために労しているところも魅力である。

最後になったが、一番下の写真は、田川さんコーディネイトのテーブルウェア。
シンボルの刺繍をあしらったクロスやクッションが、アラビアンナイトのような・・?ゴージャス・摩訶不思議な世界を醸し出していた。

また来年も行こう・・・
                                  2007年2月7日

            

■ ゆりかご

いかがでしょうか!昨年3月におきにで紹介した”天使のお昼寝”が
こんな感じの額絵になりました。
新年を迎え、なんとかここに載せることができ安堵の一言。
いい加減作品を完成させねば!と焦り気味で年末にせこせこ制作に励んでおりました。

ゆりの花で眠る天使。
お題は「ゆりかご」  単純だけどこれしかない!

天使は絵付けで何度も描いては焼きを繰り返し、羽には金をのせてあります。
失敗した場合を考え2枚同時進行でつくりました。
幸いにもどちらもまずまずのでき。
相変わらず映像の悪さですが。

ゆりの花にも花芯と影をつけるか相当迷いましたが、そこまでしなくてもいいかッ!
というわけで絵付けは中止。その労力は磨きにとっておけ、て感じです。

バックのガラスはアンティークガラス。
ずっと考えていたのは白ゆりにブルーのバック。これだけは揺るがない色選びでした。
ただ、どんな白とブルーを使うかはかなりの時間をかけましたよー
悩みに悩んでオセアナの白と、サンゴバンのブルーを選択しました。
そのせいか地味目に仕上がったので、そのぶん内枠の天使がみている夢の中っぽい
ところはむちゃくちゃ幸せ色にしたかったのです。
この私のイメージする幸せ色が難しくて、ガラスとの出会いを待っていたら作業も中断し、
あっという間に時間が経ってしまいました。
結局到達したところがやはりサンゴバン。

ほんとガラスの色選びって難解なもんですねー
ここぞという時に欲しい色がないって、ステンドやってるものにとっては死活問題!
(っていうほど命かけてないけど・・)
ステンドってつくづく色遊びの世界だなぁと思います。

もひとつこだわったのが額。
アンティークな雰囲気で、ガラスの引き立て役になってくれて、電気がついて、、、などと
いろいろ注文をつけて額屋さんに特注。した割にはサイズが違ってて上下がしっかり
かくれてますが。
これも愛嬌、てことでご勘弁♪
その間抜けさを無しににすればこんな素敵な作品ができました。(自画自賛!?!)

思うように進まず時間がかかってしまいましたが、悩んでる時も含めて、私自身楽しんだ
作品でした。

                           2007年1月10日

■ 星のしずく

先月我が家の愛犬ジジが静かに息をひきとった。
おそらく15歳以上と思われるジジとの付き合いはたった1年半。

1年半前、一匹の犬が何とも憐れな姿で夜道を歩いていた。
あばら骨はくっきり浮き上がり、背中は古座布団のようなゴワゴワ毛で覆われていて
鶏がらのような脚を引きずりながら彷徨っていた。
このままではいずれ車にひかれるか、保健所行きは間違いなし。
そのまま放っておけなくて、首に巻いていたマフラー一本でその犬を保護しようと
決意。つかまえた後はどうする?と自問自答しながらも体は動いた。

突然現れた敵にその犬は残る力を振り絞って抵抗してくる。
2時間追いかけっこの末、やっとマフラーを犬の首に巻くことに成功。ようやく我が家の
庭まで連れてきた。
水と食べ物と敷物をあげて一先ず停戦。

翌日、明るいところでよくみると飢えで痩せているだけでなく、目は白内障で真っ白。
前歯は半分なくて、残る半分はガクガク。爪は根元まで擦り切れていて、相当長い間
歩き続けた様子。なでなですると体中の骨がゴツゴツ手にあたり骨の形成が分かるほど。
獣医によれば、心臓、腎臓、脳、その他あちこちがやられているそうで、いつあの世に
行ってもおかしくない状態とのこと。推定15歳。
んん〜これはマイッタぞ。

既に先住犬がいる我が家で、それほど動物好きではない家族を黙らせるは至難の業。
そこを「1ヶ月以内に必ず飼い主を見つけるから。」という約束で庭を拝借した。
でもこんな年寄り犬を誰が貰ってくれるというのだ。
覚えたてのパソコンを駆使しネットで飼い主が探せるかも!と、かすかな希望を持つ。
まずできることは、背中の古座布団を綺麗にとかし、栄養不足を改善。
少し肥えさせれば写真映りも良くなり人にアピールしやすくなる!と前向きに考える。

世話をして1週間、、、10日、、、1ヶ月、、、
私は甘かった。
一緒に暮らせば暮らすほど情が湧き、手放し難くなるではないか!
いくら可愛くない面構えでも、ガリやせでも、病気持ちでも構わない。ずっとウチに
居ればいい。
これまでどんな犬生を送ってきたのか知る術もないが、我が家を安住の地にすれば
いい。
何度も庭石につまづきやっとウチの庭の歩き方を覚えたのだ。いまさら新しい場所で
苦労することはない。
そうだ、そうだ。このままずっとウチにいればいい。おまえの死水はとってあげるよ。
安心してあの世に旅立てるように。
家族もそのうち理解してくれるはずさ。

名前もそれまで「じーさん」呼ばわりしていたがそれではちと可哀相。
まるで違う響きにするのも抵抗があるので、魔女の宅急便の黒猫にあやかり「ジジ」と
命名。

そして1年半。
最後の3ヶ月は寝たきりだったけど、獣医の言葉に反して意外と長生き(?)して
くれた。
老犬介護は大変だったけど、けして苦ではなかった。むしろこちらが癒される事のほうが
多かった。
寝たきりでもいいからずっと生きていて欲しいと思うようになった。

はじめから覚悟はしていたはずなのに。
長くは生きられないと分かっていたのに。
はじめて体験したペットの死。
悲しさ、寂しさ、虚しさ、、、こんな言葉を100個並べても言い表せないこの気持ち。
一日でも早く時間が過ぎて欲しかった。

ジジを看病しながらいつも考えていた。ジジの亡骸をどうするか?
庭の片隅に埋めようか、知り合いの山に埋めてもらって土に還そうか。
結局選んだのはペットメモリアルセンター。そこで焼却してもらい遺骨を持ち帰った。
晩年、脚が特に弱ってからは私の部屋の傍で寝ていたその場所にジジの遺骨を
安置する。

そのメモリアルセンターで売っていたのが「星のしずく」
長さ2センチ程のチビろうそく。
普通は白い色の芯が青や緑や黄、ピンクに染まっていてなんとも可愛らしい。
燃焼時間約8分。100本入り。

毎晩1粒ずつ小皿に立て火を灯す。
その小さな明かりに照らされるジジの骨壷が今はまだ涙をさそうが、日常生活の中で
唯一静かにジジと向き合える時間。
「星のしずく」が空っぽになる頃には悲しみも思い出にかわる。
元気な私の姿を見れば、天国のジジも安心して上の方から眺めていられるだろう。
(↑オーラの泉仕込み)

「星のしずく」の箱の裏面にある言葉をちょいと抜粋する。
「美しい星たちの中から、お好きな一粒をピックアップして灯してください。
しずくのような小さな命を燃やしながら、可憐なまたたきを見せてくれるでしょう。」

毎晩1粒。
100日後、きっと老犬ジジの事も笑って話せるにちがいない。。。


                           2006年9月5日               

    

■ 天使のお昼寝

去年の今頃、ぶらっと入った雑貨店。
都会の路地裏に突然あらわれたその店は、コチャコチャと細かいものが所狭しと置いてあって、見るのも大変なほど。

商品を壊さないように息を止めて、お腹をへこませながら掘り出し物がないかよ〜くチェック。

するとひときわ私の目を引いた商品がコレ←です。

すやすやと花のベッドで無防備に眠っている天使のお姿。

プリプリしたお尻、むちむちした手足。

これはもう即買いです!
もちろん他にもちまちまと細かいものを買い求めましたが、なぜ今回のテーマが「天使のお昼寝」かというと・・・

実はただいまこの天使をモチーフにパネルを制作中なのです。
ずっとガラスの棚の上で眠っていたこの天使ですが、この度いよいよ出番を迎えたというわけです。
といってもまだデザイン画もできていませんが。
頭のなかではあ〜しよ、こ〜しよ、と構想は練ってあるのですよ。
でも完成するとだいぶそこからかけ離れてたりするんですよねー。これが。
だからここで詳しく説明するのはやめておきます。
「ぜんぜん違うじゃ〜ん!」って言われるのわかってますから。(笑)

ちゃんと完成報告いたしますので、どうぞ今しばらくお待ちくださいな。
いつになるかわかりませんけど、お楽しみに!


                         2006年3月9日
                     

テーブルウェア フェスティバル2006

ある日、インターネットで偶然このイベントの存在を知りました。
2005年に開催されたというとても美しい数枚の画像。
彩りよく、ハイセンスなテーブルコーディネイトにしばし唖然。
しかもよくよく調べると、2006年は現在開催中とあるではありませんか!
こうなると、決して偶然ではなく必然なのだ〜!と心の中で叫び、早速会場の東京ドームへ出掛ける準備。
これを持参すれば入場料2000円が1800円になるというイベントのページをプリントアウトして、しっかりバッグの中へ・・・
恥ずかしながら、生まれてはじめて足を踏み入れた”東京ドーム”!
器器器、、、ガラスガラスガラス、、、人人人、、、
あれもこれも見たいのに、興奮してどのブースから回ればいいのか戸惑ってしまうほどでした。

心を落ち着かせながら、まずは世界の食器勢ぞろいコーナーへ。
おそらく名だたる食器メーカーなのでしょうが、どれもこれもはじめて聞く名ばかり・・・でも確かにみんな「私を見て!」とばかりにきらきら光っていました。「こんなお皿じゃきっと味もわからず飲み込んでしまいそう・・・納豆ごはんじゃ器が泣くなぁ」なんて思いながら次のコーナーへ。
有名人がテーブルコーディネイトをしたり、”おもてなし”をテーマにしたコンテストがあったり、デジカメを構えながら一通りチェック。ここまででおよそ3時間経過。
そしてここからが本領発揮!最後に残しておいたショッピングコーナー。
器だけでなくテーブルウェアに関わる様々な雑貨も並び、友人Sさんとじっくり目利き開始。

これがまた楽しいんですよー。
あーだこーだ言いながら値引き交渉したり、素通りしてはまた舞い戻ってゲットしたり、おいしいワインをタダ飲みしたり、、、(やなお客〜)
6時間東京ドームにいました。(足がジンジン)

日常を忘れてゴージャスな雰囲気を満喫した一日でした。
ごくごくわずかですが、その一部をご覧ください。
気分はセレブですよ♪

                        2006年2月25日

初春のサンタクロース

クリスマスも過ぎて一ヶ月になるというのに我が家ではまだこんなものを飾っています。
だってすごくカワイイんですよ〜!高さ10cmにも満たない小さなサンタとトナカイ。
これは昨年のクリスマスシーズンに友達から送られてきたものなんです。
包みを開けた瞬間あまりの可愛さに感激〜
思わず「お前、来るべきところに来てよかったのぉ」と撫で撫でしながら語りかけてしまいました。
TOKUやん、ありがと〜〜!(絶叫)

手に取ると以外に軽いプラスティック製なんですが、そこはご愛嬌。
しばらくにらめっこをしてそそくさとガラス部屋に直行。
すかさずガスバーナー机の前に座りガラス棒を温めはじめました。
(ステンドの合間にトンボ玉もどきを作って遊んでいます。ホントに遊びです。)
そうです。無謀にもこのサンタをガラスで作っちゃおうなんて思ったのです。
確かに無謀でした・・・
こんなものをつくれる高度な技術は私にはなかったッ!
気がつくとサンタどころかアメーバのような物体がいくつもできあがっていました。トホホです。(悲)
腕を磨いて、いつかきっと作っちゃるぞ〜と心に誓った酉年のクリスマスでした。
いつになることやら。

そんな訳で、いまだに棚のうえでジングルベルを歌っているサンタなのでした。

                          2006年1月24日